レッドブルとフェラーリのウイング、ルール違反なしと再確認

2010年08月01日(日)
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ハンガリーGP決勝を前に、統括団体FIA(国際自動車連盟)が、レッドブルとフェラーリのフロントウイングに違反はないことを再確認していたことが明らかになった。

F1では、走行中に大きく形状が変化するフレキシブルウイングは禁止されているが、レッドブルとフェラーリのフロントウイングは走行中にたわんでいることが確認されていた。

レッドブルとフェラーリのウイングはFIAの検査や車検に合格しているものの、ハンガリーGP予選後にマクラーレンとメルセデスGPが、フレキシブルウイングに関するルールを早急に明確化するようFIAに求めた。

「今日の午後(31日/土)にはっきりさせてもらいたい。明日には効力のある答えが欲しい。私には何も分からない。われわれはただ、自分たちの最善を尽くそうとする参戦者だ」とマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは31日に語っていた。

メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンも、「われわれが同じようなウイングを作るために巨額の費用を投じないためにも、FIAが明確な指針を示すべきだ」と加えた。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ハンガリーGP決勝前にもレッドブルやフェラーリのウイングにルール違反はないと確認されたものの、レースディレクターであるチャーリー・ホワイティングが、フレキシブルウイングに対する新たな検査に関する話し合いを始める可能性があると報じた。

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