崩れつつあるフェラーリの主張

2010年07月14日(水)
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F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングが、F1ではレース中の意思決定が遅いとするフェラーリの非難に反論した。

ヨーロッパGPの際、セーフティカーを抜いていたルイス・ハミルトン(マクラーレン)に対するペナルティー決定が遅すぎたため、ハミルトンのレース結果には大きな影響がなかったとして、フェラーリは統括団体FIA(国際自動車連盟)に対する激しい非難を繰り返した。

そしてイギリスGPでは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、ショートカットしながらロバート・クビサ(ルノー)を抜いたとしてペナルティーを受けた。

しかしフェラーリ側は、クビサを前に出すようにという指示があまりにも遅すぎたため、指示が来たときにはすでにクビサとは大きなギャップが生まれており、トラブルのためスローダウンしていたと主張した。

フェラーリの公式ウェブサイトには12日(月)、意思決定の遅さからF1が「フォーミュラ・ララバイ(子守歌)」になったとする『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙の記事を引用していた。

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