ウィリアムズは今後も、独立系チームであり続けることを希望する。新チーム会長に就任したアダム・パーが語った。
最後にウィリアムズが優勝したのは6年前、最後にタイトルを獲得してからは13年。ウィリアムズの戦いは楽なものではなかった。
しかしパーは『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌のウェブサイトで、パートナーを「積極的には探していない」と語り、「われわれは独立しており、この現状を満喫している」と加えた。
ウィリアムズとロータスのスポンサーであるエアアジアの会長であり、ロータスのチーム代表も務めるトニー・フェルナンデスは先週、ウィリアムズ買収の交渉を行ったものの、成功しなかったことを明かしている。
ウィリアムズはこれまで、ホンダ、ルノー、BMWなどとパートナーシップを結んだ実績がある。提携した時代の方がパフォーマンス面では良かったとパーは認める。
ウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズ卿はイギリスGPの際、成績を残せていない最近の状態を「恥ずかしく思う」と認めており、ウィリアムズがフォルクスワーゲンとの将来的なパートナーシップを検討し始めたとのうわさもある。
「長期的に独立系チームにとって最高な形は、エンジンとある程度のスポンサーシップをもたらしてくれる自動車メーカーとパートナーシップを結び、レースを戦っていくことだ」
「最終的には、いつかそうなることを望んでいる」とパーは語った。