フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)にペナルティーを科したスチュワードの判断は正しかった。メルセデスGPのリザーブドライバーであるニック・ハイドフェルドがこう語った。
このペナルティーについてアロンソは激怒しており、アロンソの怒りがあまりにも激しかったため、インタビューすることができなかったと『BBC』は伝えている。
今回アロンソがペナルティーを科されたのは、ロバート・クビサ(ルノー)を抜く際のドライビングについてだった。アロンソはコースオフしながらクビサを抜いていたが、フェラーリはアロンソに対してポジションを戻すよう指示しなかった。
その後、スチュワードがこの件に対する答えを出した時には、クビサはトラブルのためリタイアしてしまい、結局アロンソはドライブスルーのペナルティーを受けることになった。
しかし、アロンソにとっては最悪なことに、このタイミングでセーフティカーが出動。隊列が小さくまとまった状態でのペナルティー消化になったことから、アロンソは大きくポジションを落とすことになった。