2011年F1レギュレーションの変更点

2010年06月24日(木)
2011年F1レギュレーションの変更点 thumbnail

6月23日(水)に行われた世界モータースポーツ評議会の会議後、2011年のF1レギュレーションに関するいくつかの決定事項が発表された。

まず、2011年からではなく、即座に適用される変更点として、予選後にピットへ戻るラップ、そして決勝前にガレージからグリッドへ向かうレコノサンスラップに最大タイムが設定されることになった。

ピットを出た直後と、ピットへ入る直前にある2つのセーフティカーラインの間をFIAが規定したタイム内で走行しなければならない。

また、同じく即座に適用されるものとして、セーフティカー・ルールの明確化が行われた。最終ラップでセーフティカーがピットへ戻った場合にも、オーバーテイクは禁止になったままとなる。

今の段階で判明している、来シーズンの主な変更点は次の通り。

・参戦チーム数が13チームに
2010年も13チームが参戦する予定になっていたが、USF1の参戦計画が失敗に終わったため、12チームでシーズンが戦われている。統括団体FIA(国際自動車連盟)は現在、2011年に向けた13チーム目の選定を行っており、2011年は13チームによる戦いになる予定だ。

当初、7月に2011年から参戦するチームが発表されることになっていたが、この発表が8月に遅れるとの情報もある。FIA会長ジャン・トッドの息子ニコラ・トッドが率いるART、そして、さまざまなカテゴリーで実績を残しているエプシロン・エウスカディが有力候補だと言われている。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧