セーフティカールール、大幅な変更は見送り

2010年07月11日(日)
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F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)が、セーフティカールールの変更点を発表した。

前戦ヨーロッパGPでセーフティカー導入の際、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がセーフティカーを抜き、ペナルティーを受けたにもかかわらず、レース結果には何も影響がなかったことを受け、FIAはセーフティカールールの変更を決めた。

当初は、隊列が整うまで全車がセーフティカーと同じ速度で走るように規定することになっていた。

しかしこの方式に対しては、フリー走行後にテストしたドライバーから不満の声が上がった。『Autosport(オートスポーツ)』は、次のようなバリチェロのコメントを報じている。

「昨日(テストの際)は、全開で走っていたのに、いきなり1速に入れないといけない場所があった。僕の意見としては、もし(セーフティカー導入の)メッセージに注意を払っていないドライバーがいれば、“バーン!”だよ。大事故になる」

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