F1への可変リアウイング導入が決定

2010年06月24日(木)
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F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)の世界モータースポーツ評議会は23日(水)、F1へ可変リアウイングを導入することを決定した。

2009年シーズンから、レース中の追い抜きを増やす目的で、F1に可変フロントウイングが導入されていた。しかし、これによって劇的に追い抜きが増えたとは言えず、可変フロントウイングはレース中のセッティング調整という使い方も多くなっていた。

そこで2011年からは、可変フロントウイングが廃止され、リアウイングの角度を変えられるようになる。だが、これは追い抜きの増加を目的にしているため、前を走るクルマに一定の距離以上近づかないと使用できないことになっている。

「レース中、初めの2周では(可変ウイングを)使うことができない。だがその後は、前を走るクルマの1秒以内に近づいた場合に使えるようになる」

「とても面白くなるだろう。ショー的要素を向上させるのがFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)の狙いであり、これは非常にエキサイティングなことだと思う」マクラーレンのエンジニアリングディレクターであるパディ・ロウは、こうコメントしていた。

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