フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、チームメートであるフェリペ・マッサとフェラーリの契約延長を歓迎している。
マッサが契約を延長するまで、アロンソの友人でもあるロバート・クビサ(ルノー)、もしくはマーク・ウェバー(レッドブル)がフェラーリへ移籍する可能性があると報じられていた。
「とてもうれしいよ。もう2年同じグループで作業を続けていくってことだからね」とアロンソは『Ticionline(ティチオンリーネ)』へ語り、さらに続けた。
「チームが成功するには、安定性がとても重要になる。フェリペとの相性はとてもいい。それに、僕たちはお互いをとても尊敬し合っているから、それによって長期的に協力するために必要な調和が生まれている」
開幕戦バーレーンGPで優勝して以来、フェラーリは2010年型車F10の開発を思うように進められておらず、アロンソが不満を持っているという報道も続いていた。しかしアロンソは、次のように説明する。
「開発が止まったって言うのは正しくないね。レッドブルにコンマ数秒の差をつけられているのは変わらないけど、それはつまり、彼らと同じように僕たちも進化しているってことだよ」
「実際のところは、僕たちはスペインで期待していたほど進化できず、他のチームに先を越されてしまったんだ」
また、今季大きな話題になっているFダクトに、エンジニアの力が大きく注がれたことが影響したとして、アロンソはこう加えている。
「きちんとした効果を得られていないけど、取り組む価値はあったと思う」
「他のチームも同じような問題を抱えているよ。初めから使っていたチーム(マクラーレン)はアドバンテージを維持しているけどね」