マクラーレン、ハミルトンへの無線は勘違いだった

2010年06月09日(水)
マクラーレン、ハミルトンへの無線は勘違いだった thumbnail

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)のエンジニアがトルコGPのレース中、ハミルトンに対してチームメートのジェンソン・バトンがオーバーテイクを仕掛けてくることはないと語っていたが、これは勘違いであったようだ。

F1の公式ウェブサイトに掲載された動画で、ハミルトンがバトンはオーバーテイクを仕掛けてくるのかチーム側へ問いかけた際、ハミルトンのエンジニアであるフィル・プリューが「いいやルイス。それはない」と答えていたことが明らかになった。

これにより、マクラーレンが事実上のチームオーダーをドライバーに対して出しており、バトンがそれを無視したのではないかとの憶測が広がっていた。

しかし、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは8日(火)、電話会見で次のようにこの件を説明した。

「フィルは彼の意見をルイスに伝えていた。その意見は間違っていたがね。ただそれだけのことだ」

「彼らは燃料の節約を指示されていた。そのためフィルはジェンソンがオーバーテイクを仕掛けることはないと考えた」

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧