クルサード、クラッシュは「素晴らしい」宣伝

2010年06月07日(月)
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マーク・ウェバーとセバスチャン・ベッテル(ともにレッドブル)のクラッシュは、エナジードリンクメーカーであるレッドブルにとって、「素晴らしい」宣伝になった。

こう語るのはデビッド・クルサード。ウェバーの元チームメートであるクルサードは今年、メルセデスからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦しながら、レッドブルのアドバイザーも続けている。

ウェバーとベッテルのクラッシュについて質問されたクルサードは、『Bild(ビルト)』紙へこうコメントした。

「マーケティング面から見てみると、素晴らしいものだったね。世界中がレッドブルについて書いているのだから」

しかしクルサードは、レッドブルのタイトル争いという観点から見ると、トルコGPは大失敗であったと認める。

「間違いないね。でも、みんな自分のするべきことをしていたんだ」

クルサードは、ウェバーかベッテルのどちらかを非難することはなく、あのクラッシュもF1の一部だとしてこう加えた。

「アクセルを緩めるドライバーがいるなら、教えてもらいたいね。子どもにアイスクリームを渡しておいて、なめるなと言うようなものだよ」

そしてクルサードは、両ドライバーが今後ホイール・トゥー・ホイールのバトルをする際には、「相手のことにもっと注意を払うべき」だとして、ウェバーとベッテルが友人ではなくなったとの憶測を次のように『n-tv.de』へ否定した。

「彼らが親友だったことなんてないよ。それに、同じチームにいるからって、親友になる必要がある?」

「彼らは、うまく仕事上の関係を築いていると思うし、お互いの才能に対して、きちんと敬意を払っていると思う」

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