ベッテル、クラッシュの責任は認めず

2010年06月08日(火)
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セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は7日(月)、トルコGPでチームメートであるマーク・ウェバーとクラッシュしたことについて、自分の責任ではないと語った。

わだかまりを解消するためのミーティングも行われ、当初はウェバーを非難していたチーム首脳陣も今ではレーシングアクシデントだったと語っているものの、ベッテルは自身に非はないとコメントした。

「そのときに正しいと思ったことをやるもだよ。今回の場合、また同じことをやる。あれが正しいことだと思っているんだからね」

「僕はすでにマークを抜いていて、ゆっくりと右側へ戻ろうとしていたんだ。あのとき僕がリードしていたし、リードしているクルマがどこに行くのか決めるものだよ」

「でも、僕たちは接触して、それで僕のレースが終わった」と『BBC』へ語るベッテルは、ドライバーズ選手権で5位に後退し、ポイントリーダーのウェバーとは15ポイント差になってしまった。

またベッテルは、クラッシュ直後にクルマを降りると、右耳のあたりで指をくるくると回し、ウェバーが“バカげた”動きをしたと示しているように見えた。

しかしベッテルは、そういった意図はなかったとして、こう語っている。

「あのときも明らかだったと思うよ。あれが“クレイジーだ”っていう意味だとは思わない。かなり一般的なことだと思うし、みんな理解していたと思う」

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