フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、今シーズンのフェラーリの開発ペースが、ライバル勢よりも遅いと考えているようだ。
アロンソは、フェラーリへ移籍して初戦となったシーズン開幕戦で優勝。フェラーリは悲惨なものだった2009年シーズンを乗り越え、力強く2010年シーズンを戦っていけると思われた。
しかし、その後のフェラーリは相対的な競争力が落ちていき、トルコではアロンソがQ3へ進出できないほどだった。『Auto Hebdo(オート・エブド)』の最新版には、次のようなアロンソのコメントが掲載されている。
「F10は中国GPから変わっていない」
「空力エンジニアの作業を独占したのに、期待していたようなものをもたらしていないブロウン・ウイング(Fダクト)を除けば、何も新しいものはないよ」
「バーレーン以外では、攻めるのではなく、守りに入っていた」
「F10がかなり進化したBスペックになるバレンシアでは、状況が良くなることを願っているよ」
「レッドブルやマクラーレンとのギャップが大きいことは分かっているけど、このプログラムに全力を注いでいるよ」