フォース・インディアのテクニカルディレクター、ロータスへ移籍

2010年06月03日(木)
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フォース・インディアの新テクニカルディレクターが、ロータスへ移籍したことが2日(水)に発表された。

ロータスは声明を発表し、マーク・スミスが「フォース・インディアの定めた期間の終了時に」テクニカルディレクターに就任することを明かした。

このニュースは、フォース・インディアにとって屈辱的なものになった。フォース・インディアは前テクニカルディレクターのジェームス・キーがザウバーへ移籍したため、2月にスミスをテクニカルディレクターに昇格させたばかりであったのだ。

またフォース・インディアは、ロータスとロータスのチーフテクニカルオフィサーであるマイク・ガスコインが、イタリアの風洞に残されていたフォース・インディアの風洞モデルをもとに2010年型車T127を設計したとして訴訟を起こしており、現在法廷での闘争に発展している。

スミスはかつて、ルノーやレッドブルでも働いてきた経験がある。

また、スミスともにルイス・バトラーがチーフデザイナーとして、マリアンヌ・ヒンソンが空力責任者としてフォース・インディアからロータスへ移籍することも発表された。

ロータスの技術部門を率いているガスコインは、かつてジョーダンやルノー、そしてフォース・インディアでスミスと働いていたことがある。

「ルイスと私はフォース・インディアで一緒だったし、ルイスはマーク・スミスとレッドブルで働いていたことがある。それにマリアンヌとは、私が1999年にジョーダンで初めて彼女へF1の仕事を与えたときからの知り合いだ。それなので、みんなお互いのことをよく知っている」とガスコインはコメントした。

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