フラビオ・ブリアトーレは、昨年にジェンソン・バトン(マクラーレン)を道路上にある車止めにたとえたことを否定しているが、バトンのことを高く評価していないと認めた。
まだ若く、集中力も欠けていたバトンがブリアトーレ率いるベネトンで苦戦していた2001年、バトンはヨットを停泊させる新しい場所を探しているから、モナコで非常に遅かったようだとブリアトーレは語っていた。
2009年には大論争になったダブルディフューザーを開幕から搭載していたブラウンGPのバトンがタイトルを獲得していたが、ブリアトーレはバトンのことを「パラカッロ」だとコメント。パラカッロとは、イタリア語で道路わきにあるコンクリート製の支柱のことだ。
ディフェンディング・チャンピオンとして迎えた2010年シーズン、マクラーレンへ移籍し、高い評価を得ているルイス・ハミルトンのチームメートになったバトンだが、素晴らしい戦いを見せて2勝を記録し、現在ドライバーズ選手権でトップに立っている。
だが、次のようにバトンについて語るブリアトーレのコメントをイタリアのメディアが報じた。
「彼(バトン)が良くないと言ったことはない。だが私の中では、彼は世界最速の5人のドライバーには入らないよ」