アメリカGP、新たな候補地が浮上

2010年05月05日(水)
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2012年から2016年のアメリカGP開催地候補として、ニュージャージー州ジャージーシティにあるリバティ・ステート・パークが浮上している。

現地での報道によると、ニューヨークの摩天楼を背景にしたレースを開催する交渉が行われているようで、市側のスポークスウーマンもF1関係者との「予備的な交渉」が3週間前に始まったことを認めた。

1,200エーカーの公園内に3.6マイル(約5.8km)のコースを作れば、「都市機能への影響が抑えられる」とする計画があることを示す文書を反対派グループであるフレンズ・オブ・リバティー・ステート・パークが入手したことで計画の存在が明らかになった。

「これは、ジャージーシティに多くの人を集め、地元の経済に利益をもたらすためのツールです」ジャージーシティのスポークスウーマンは『hudsonreporter.com』へこう語った。

ジェレマイア・ヒーリー市長は声明を発表し、ジャージーシティがF1側からアプローチを受けたと明かしている。

「ジャージーシティは、彼ら(F1)が検討している都市の1つだ。予備的な話し合いが何度かあったが、また調査段階の域を出ていない」

「しかしこれが、ジャージーシティ、もしくはリバティ・ステート・パークにとって最大の利益にならない可能性もある」とヒーリーは加えた。

この件について、F1の最高権威バーニー・エクレストンからのコメントは出されていない。

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