ダニカ・パトリックのF1参戦を願うバーニー・エクレストン

2010年08月12日(木)
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F1の最高権威バーニー・エクレストンと、アメリカGPのプロモーターであるタボ・エルムンドは、アメリカとの関係が深いドライバーがF1で活躍することを願っている。

アメリカではすでに、NASCARやインディカーなど、国際規模になっているトップカテゴリーの人気が高い。一方のF1は近年、アメリカ国内での人気が高まらなかったと言われている。

アメリカ人ドライバーが活躍することで、アメリカでのF1人気が高まる可能性はあるが、近年はアメリカ人ドライバーがF1で活躍できない状態が続いている。実際、2007年にトロ・ロッソから参戦したスコット・スピードを最後に、アメリカ人ドライバーはF1で戦っていない。

F1をアメリカに定着させるには、2012年からのオースティンでのF1開催に向けて、アメリカ国内でのF1人気を高めることも必要になってくるが、エクレストンはあるドライバーに注目しているようだ。

「アメリカ人ドライバーについては、最近も取り組んでいた。だが、適切な姿勢が欠けていた」とエクレストンはF1の公式ウェブサイトへ語り、さらに続けた。

「F1で成功するために必要な計り知れない努力なしでも、アメリカのレースでは成功することができる。しかし、ダニカ・パトリックのような存在がF1へ来れば、完ぺきな広告塔になる」

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