F1アメリカGP、開催中止もあり得る？

2012年から開催予定になっているアメリカGP。しかし、サーキット建設が遅れた場合は、レースを開催できない可能性もある。

オースティンで開催予定になっているアメリカGPだが、現地メディアの報道により、サーキット建設が間に合わない可能性もあることが判明した。

先日の韓国GPは、サーキット未完成のままレースを開催。路面の最上層が敷設されたのがレース直前だったこともあり、安全性に対する懸念も指摘されていた。

新サーキットでF1を開催する場合は、初レース開催の90日前までにコースの最終査察を受けることが義務付けられている。しかし、韓国ではサーキット建設が大幅に遅れたため、この査察が延期され続け、レース開催直前にようやく査察を受けていた。

これを受けて統括団体FIA（国際自動車連盟）は、90日前までに最終査察を受ける規定の厳格化を予定。今後は、最終査察の延期ができない見通しになっている。最終査察で承認を得られなければ、レースを開催できない可能性が高い。

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