アロンソ、エンジントラブルに関する報道を否定

2010年04月27日(火)
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フェラーリエンジンに多発しているトラブルの原因はニューマチックシステムだと報じられていたが、同チームに所属するフェルナンド・アロンソがこの報道は事実ではないと語った。

先週には、信頼性の問題を修正するため、フェラーリがエンジンのデザイン変更を統括団体FIA(国際自動車連盟)に申請した可能性があると報じられていた。

しかし、26日(月)に行われたスポンサーイベントでこの問題について質問されたアロンソは、技術的な問題については「冷静さ」をたもっており、「心配していない」として、こう語った。

「(スペインGPでは)クルマが良くなるよ」

「序盤戦も良かったんだけど、いくつかの理由から望んでいたようなポイントを取ることができなかった。でも、モントメロ(カタルーニャ・サーキット)ではいいクルマで走れると思う」

またアロンソは、今シーズンのフェラーリエンジンが見舞われているトラブルの原因を、フェラーリが突き止めたことを認めていた。

しかし、『EP』通信によると、アロンソは次のようにも話していたようだ。

「バルブやエアインテークシステムについての報道は間違いだよ。バルセロナでも、その後のレースでも、100%の信頼性で走ることを目指している」

現在はエンジン開発が凍結されているため、デザインを変更するにはFIAの許可が必要になるが、フェラーリがその許可を申請したのかアロンソは知らないと語る。

「僕が知っているのは、エンジンの技術者たちが問題の解決のために取り組んでいるってことだよ。このことだけじゃないけどね」

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