フェラーリ、ドライバー間の亀裂を再び否定

2010年04月21日(水)
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フェラーリは、所属するフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサとの間に亀裂が生まれているとの報道を否定し続けている。

ピットレーンへのエントリーロードでアロンソがマッサを抜いたことについて、マッサが不満を持っているのではないかと報じられていたが、フェラーリは「いくつかのメディア」がアロンソとマッサの間に「悪い空気」を作りだろうとしているとして、これを非難した。

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、フェラーリの公式ウェブサイトに掲載された声明の中で、次のように話している。

「アロンソとマッサの間に対立はなく、2人とも自分たちが何をすべきか分かっており、今後もそれをやり続けていく。彼らは2人とも、自分たちのためではなく、フェラーリのためにレースをしていると理解しているのだから」

フェラーリの公式ウェブサイトに掲載された別の記事では、アロンソとマッサを乗せた飛行機が上海からニースに到着した際、アロンソとマッサは「疲れきっており」、メディアでの報道を知って「驚いていた」と書いている。

「何度もあったように、混乱を生み出そうとする人は常にいるものだよ」

「フェルナンドと僕の関係はこれまでと同じだし、オーバーテイクのやり方で変わることはない」とマッサはコメントした。

問題となったオーバーテイクについてアロンソと話したか質問されると、マッサはこう答えた。

「もちろんだよ。コースにいるときは、毎日話しているしね」

「僕たちは2人とも、フェラーリが僕たちドライバーに何を求めているのか理解しているし、コース上で何をしなきゃいけないのかも分かっている」

またアロンソは、メディアの報道に驚いたと語り、次のように加えた。

「もし誰かが騒動を生み出そうとしていたとしても、フェラーリの精神が壊されることはないよ」

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