当初は開発を否定していたものの、ルノーもFダクトの開発を進めているようだ。
マクラーレンが他チームに先駆けて採用したFダクトは、リアウイングをストールさせるためのものだといわれており、これによってストレートでの最高速が向上できるとされている。
ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは当初、Fダクトの開発は行わず、他の分野での開発に力を注いでいくと語っていた。
中国GPのフリー走行では、ザウバー、フェラーリ、ウィリアムズ、メルセデスGPがFダクトをテストしており、2本の長いストレートがある上海では大きな効果が確認できている。
これを受けてブーリエは17日(土)、『Auto Hebdo(オート・エブド)』へ「われわれも独自のFダクト開発に取り組んでいる。2人のスタッフが、フルタイムで作業を続けているよ」と語っていた。