2011年のマレーシアGPまでに、老朽化が進んでいるセパン・インターナショナル・サーキットの一部が改修されるようだ。
セパンの責任者ラズラン・ラザリは先週、1999年にF1を初開催して以来、セパンが大規模な改修を受けていないと認めていた。
3年前にはF1最高権威バーニー・エクレストンがセパンは「古ぼけている」と語っていたが、ラザリもセパンをバーレーンや上海のような水準に引き上げたいと認めている。
マレーシアGPが行われた4日(日)には、マレーシアのナジブ・ラザク首相がセパンに姿を見せ、エクレストンに案内されながらマレーシア資本のチームであるロータスのガレージを訪れていた。
その後セパンのモクザニ・マハティール会長は、新しいサポート・パドックと、ホスピタリティー施設を建設し、メイングランドスタンドの屋根の水漏れを修復する予定だと語った。
「われわれはFIA(国際自動車連盟)に対し、これらの施設を用意すると約束した。なので、各チーム、関係者、そして観客にとって、より快適なものになるだろう」と語るマハティールのコメントを『Star(スター)』紙が掲載している。