2週連続開催となったオーストラリアGPとマレーシアGPでは、白熱したレースが続いたものの、F1最高権威バーニー・エクレストンは今でもF1には変革が必要だと語っている。
開幕戦バーレーンGPがパレード走行のようなレース展開になったため、今年から導入された給油禁止ルールが大きな批判を受けたが、オーストラリアとマレーシアでは雨が波乱の展開を演出した。
エクレストンはマレーシアGPの予選前、各チームの首脳とレース展開が退屈になる問題について話し合っていたが、次のようなエクレストンのコメントを『Telegraph(テレグラフ)』が掲載している。
「だまされてはいけない。雨による幸運があっただけだ。何かをする必要がある」
「チーム側も行動を起こす必要があるということに初めて気付いた。リバースグリッドを導入する必要はない、オーバーテイクを増やす必要があるだけだ」
具体的な対策について質問されると、エクレストンはこのように提案していた。
「フロントウイングを小さくし、ダブルディフューザーをなくす」