今週末のマレーシアGPでは、ジョニー・ハーバートが元ドライバーとしてスチュワードを務めることになる。
今シーズンから、スチュワードによる裁定のスピードと信用性を高めるため、経験豊富な元ドライバーをスチュワード団に加えることになっている。
開幕戦ではアラン・プロストがスチュワードを務め、第2戦オーストラリアGPではル・マンで史上最多8回の優勝を記録しているトム・クリステンセンがスチュワードを務めていた。
この他にも、ナイジェル・マンセル、ハインツ-ハラルド・フレンツェン、デーモン・ヒル、アレキサンダー・ブルツなどが今後スチュワードを務める予定になっている。
マレーシアGPでスチュワードを務めることになったハーバートは、F1で165戦に出場し、3勝を記録しているドライバーだ。
ハーバートが最後にF1にかかわっていたのは2005年と2006年。ジョーダンからミッドランド(現フォース・インディア)に体制が変わったチームで、スポーティング・リレーション・マネジャーを務めていた。