セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、マレーシアGP中の黄旗無視で審議対象になったものの、ペナルティーを免れた。
開幕からの2戦でトラブルのために優勝を逃していたベッテルだが、ようやくマレーシアGPで優勝したものの、レース後スチュワードのもとに呼び出された。
レース中、黄旗が振られている区間でベッテルはヤルノ・トゥルーリ(ロータス)を抜いており、スチュワード団もベッテルが「国際スポーティングコードに違反した」としている。
しかしスチュワード団は、ベッテルが黄旗区間で減速しており、そのときのトゥルーリは「明らかにトラブルを抱えていた」ことを指摘。結局はペナルティーを科さなかった。
今シーズンから元ドライバーがスチュワード団に加わっているが、マレーシアGPではジョニー・ハーバートがスチュワードを務めていた。