デ・ラ・ロサとバリチェロ、ミラーの視認性向上を求める

2010年03月29日(月)
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F1界の大ベテラン、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)とペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)が、F1はミラーの視認性を向上させるべきだと語っている。

この数年間で、ミラーを空力パーツとして利用するチームが多くなっており、従来のコックピット脇ではなく、ドライバーから遠い位置に非常に薄い支柱でミラーを設置することが増えている。

また、新規参戦の3チームと既存チームのペースに大きな差があること、そしてチーム増加によってこれまで以上にコース上を走るクルマの数が増えたことから、オーストラリアGPではトラフィックが大きな話題になっていた。

これに対し、フリー走行中に他車を妨害したとして戒告処分を受けたデ・ラ・ロサは、ミラーの視認性を向上させるよう統括団体FIA(国際自動車連盟)に働きかけると語っていた。

バリチェロもデ・ラ・ロサの意見に賛成しており、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ次のように話している。

「今のクルマは、後方の視認性が過去最悪だよ」

実際には、リアの視認性に関するルールもある。ルールでは、検査でリアに置かれた文字もしくは数字をドライバーが読めなくてはならないと規定されている。

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