フェラーリのフェルナンド・アロンソが、オーストラリアGPを前にした心境を語った。
フェルナンド・アロンソ
「数日前にオーストラリアに来たんだ。メルボルンとマレーシアの2連戦の前に少しリラックスするため、バーレーンから直接ここへ来たんだよ。今は今シーズンの2戦目に向けた準備も整っている」
「チームとは連絡を取り続けていて、レースへの準備を進めるため、マラネロ(フェラーリ本拠地)で彼らが何について懸命に取り組んできたのか聞いている」
「サヒールでの1-2フィニッシュで僕たちは自信を深められたし、冬の間にサーキットやファクトリーで続けていた懸命な作業が最高な結果につながったけど、確実なものなんて何もない」
「地に足をつけて落ち着きを保ちながら、集中し続ける必要があるんだ。メルボルンで僕たちは、また1からスタートする。僕にとっては何も変わっていないよ。4チーム、8人のドライバーが勝利を目指して戦える。他のみんなの前にとどまるため、全力を尽くさないといけない」
「アルバート・パークのコースは好きだよ。とても面白いコーナーがいくつかあって、かなりテクニカルなサーキットなんだ。ここでの追い抜きは決して簡単じゃないし、他の市街地コースと同じように、何よりも予選での結果が重要になる」
「いろいろな燃料搭載量や温度での、タイヤの反応を確認しないといけない。テストやバーレーンのときとは違ってくるだろうからね」
「バーレーンでのレースの直後には、僕たちみんなが少し性急なコメントを残してしまったと思う。僕たちフェラリスティにとっては最高で興奮するものだったけど、サヒールでのレースが特に面白みのないものだったのは確かだよ」
「でも、ルール変更について話すには、まだ早すぎる。感情的にならず、もう数レース様子をみて、状況を確認する必要がある。常にルールが変わっていては、ファンが混乱してしまうからね」
「パドックや街の雰囲気が素晴らしいから、メルボルンの週末は僕のお気に入りなんだ。ほんとうに特別だし、みんなこのイベントに注目しているみたいだね」
「トラックではたくさんのアクションがあるし、グランドスタンドに多くの人がいるのを見るのはいいものだよ。ファンに素晴らしいショーを見せることができて、さらに満足してもらえたらうれしい」