マーク・ウェバー(レッドブル)は2010年限りでのF1引退を考えている可能性がある。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が24日(水)にこう語った。
シドニーでのスポンサーイベントで、レース用ヨットのかじを取っていたハミルトンだが、今年のオーストラリアGPがウェバーにとって最後の母国レースになる可能性があると語っていた。
「彼がいつまでF1を続けようと思っているのか分からないけど、彼は今年をトップ10で終えたがっていて、もしかしたらそれで終わりにしようとしているんじゃないかって気がする」ハミルトンのこのようなコメントを『AAP』通信が報じている。
ウェバーの引退について、ハミルトンはさらにこう加えた。
「彼は今年、いい形で終える最高なチャンスを得ている。もし彼がそのことを考えていても、僕は驚かないよ」
レッドブルはすでに、2010年からWRC(世界ラリー選手権)へ転向したキミ・ライコネンと契約を結んでいるが、ライコネンと現ドライバーであるセバスチャン・ベッテルという布陣で2011年シーズンのF1を戦うともうわさされている。
ウェバーの現在の契約は今年までになっている。