ロータスのリザーブドライバーであるファイルーズ・ファウジーが、今週末のオーストラリアGPか来週末のマレーシアGPでフリー走行に出走するのか、いまだ正式な発表はされていない。
ロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスはバーレーンGPの直前、ファウジーがバーレーンGPのフリー走行に出走すると語っていた。
しかし、バーレーンGPではコースのレイアウトが変更されていたこともあり、レースドライバーのヘイキ・コバライネンとヤルノ・トゥルーリがコースを覚えるため、ファウジーがフリー走行で走ることはなかった。
フェルナンデスはさらに、オーストラリアGPとマレーシアGPでもファウジーが走るとしていた。だが、ファウジーの予定に関する問い合わせに対し、ロータスのスポークスマンは回答していない。
そんな中、コバライネンの母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、マレーシアGPで2日(金)の午前中にファウジーが走る可能性があると報じた。
もしファウジーが走る場合、コバライネンかトゥルーリのどちらかがシートを譲ることになるが、コバライネンは特に気にしていないようで、次のように語っている。
「何も知らないし、何も言われていない」
「もし彼を走らせることがチームとって大切なことなら、絶対にそうするべきだよ。ロータスはマレーシアのチームだし、ファウジーはマレーシアのドライバーだしね」