ルール変更に対し、冷静な対応を求めるドライバーたち

2010年03月24日(水)
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2010年のF1開幕戦バーレーンGPのレース展開が退屈だったとして大きな話題になっているが、感情的な反応をせずに、もう少し様子を見る必要があると語るドライバーもいる。

バーレーンGPで優勝したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は当初、今後も退屈なレースが続くシーズンになると語っていたが、こういったコメントは「性急なものだった」と23日(火)に語った。

「ルール変更について話すには、まだ早すぎるよ。感情的にならず、もう数レース様子をみて、状況を確認する必要がある」

「常にルールが変わっていては、ファンが混乱してしまうからね」とアロンソはコメントした。

アロンソが語るように、バーレーンGPのレース展開に対する報道が過熱していたのも事実だ。ジェンソン・バトン(マクラーレン)も『Sun(サン)』紙へ次のように語っている。

「興奮するのはやめようよ。もしこれからの2レースも退屈なものだったら、そのときはF1として何ができるのか考える必要がある」

「去年はこれまでで最高とも言えるレースが繰り広げられて、オーバーテイクもたくさんあった。でも、もしオーバーテイクが簡単になってしまったら、それに興奮することもなくなってしまう」

こういった意見がある一方で、アロンソの母国スペインのメディア関係者は、「敗者は常にルール変更を求める」とも語っている。

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