マレーシアGPでは、今度こそロータスのリザーブドライバーであるファイルーズ・ファウジーがフリー走行に出走するとみられている。
ロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスのコメントから、ファウジーはバーレーンGPかオーストラリアGPでもフリー走行に出走するとみられていた。
結局、ファウジーはいまだにフリー走行に出走していないが、ファウジーとロータスにとって母国グランプリになるマレーシアGPでファウジーがフリー走行に出走することは、すでに決定済みだと2月から報じられている。
ロータスのチーフテクニカルオフィサーであるマイク・ガスコインも、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙へ次のように認めた。
「そのことについては、日曜(28日)のレース(オーストラリアGP)後に、ヤルノ(トゥルーリ)やヘイキ(コバライネン)と話す」
フリー走行でも3台のクルマを走らせることは認められていないため、ファウジーが出走した場合、レースドライバーであるトゥルーリかコバライネンのどちらかが走る機会を失うことになる。
だがガスコインは、こう話している。
「(トゥルーリとコバライネンは)2人とも経験豊富なドライバーで、すでに慣れ親しんだサーキットでの、1回目のセッションで40周を走る必要はない」
フェルナンデスも「母国へ帰ること、そして母国のファンが絶叫できるものを提供することが楽しみだ」と語った。