マッサ、レッドブルの圧倒的な速さを否定

2010年03月22日(月)
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現状ではレッドブルが他チームよりも「とんでもなく速い」と語っていたルイス・ハミルトン(マクラーレン)の意見に、フェリペ・マッサ(フェラーリ)は賛成していない。

バーレーンGPでは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトラブルで失速したため、2台のフェラーリに続いて3位でフィニッシュしたハミルトンだが、パフォーマンス面でのレッドブルのアドバンテージは「バカでかい」とイギリスのメディアへ語っていた。

しかし、わずかコンマ1秒差でバーレーンGPのポールポジションをベッテルに奪われていたマッサは、ハミルトンほどレッドブルのペースに打ちのめされていない。

「テストでのレッドブルは、ラップタイムという面では最速のクルマじゃなかったようだけど、ロングランでの彼らのペースが力強いことに僕たちは気付いていた。だから、バーレーンの予選で彼らが見せたスピードには、特に驚かなかった」

「全体的に、僕たちはかなり接近していた。だからこそ、シーズンを通じてレースごとにクルマを進化させる必要性が大きくなってくるんだよ」とマッサは語っている。

さらに、バーレーンGPでハード側のタイヤを装着している時は、レッドブルよりもフェラーリのほうが速かったとマッサは考えているようだ。

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