ゲイリー・パフェットが、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の2010年シーズン開幕までマクラーレンのリザーブドライバーを務める。
マクラーレンで長年リザーブドライバーを務めていたペドロ・デ・ラ・ロサがザウバーからレース復帰するため、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュは最近、パフェットが今後もテストドライバーを続けるものの、「もう1人のドライバー」が必要だと語っていた。
パフェットはこの数年の間に、何度かマクラーレンのテストに参加していたが、2010年もメルセデス・ベンツからDTMに参戦することになっている。
DTMは4月下旬に開幕するがそれまでに開催されるF1のバーレーンGP、オーストラリアGP、マレーシアGP、中国GPでパフェットがマクラーレンのリザーブドライバーになることが9日(火)に発表された。
「ゲイリーは2006年からチームの一員になっており、われわれは彼の貢献と技術的なフィードバックを評価している」とウィットマーシュは語り、さらに続けた。
「ジェンソン(バトン)かルイス(ハミルトン)がグランプリの週末に走れなくなった場合に備え、代役になれるドライバーが必要だった」
「ゲイリーと働き、そして他のカテゴリーにおける彼のパフォーマンスを見てきたため、彼はこの責務に向けた準備ができており、彼がこの役目を果たすことができるとわれわれは分かっている」
さらにマクラーレンは、ワルシャワを拠点に外国為替や株式投資を専門に行うポーランド企業X-Trade Brokersとパートナーシップ契約を結び、同社のロゴがインダクションポッドとドライバーのレーシングスーツに掲載されると発表した。