ジェンソン・バトン(マクラーレン)が、新チームがいることによってフリー走行での作業が難しくなると語った。
フェラーリや所属ドライバーのフェリペ・マッサなどは、ロータスやヴァージンが2月のテストで、数秒遅いペースで走っていたことに対する不安を語っていた。
また、ヒスパニア・レーシングは、一度も走っていないクルマに2人のルーキーを乗せて12日(金)のフリー走行を迎えることになる。
『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙のインタビューで現ワールドチャンピオンのバトンは、新チームの参入によってF1が危険になるか質問され、次のように答えた。
「安全性の問題は大きくないよ。ただ、フリー走行での作業が難しくなる」
「僕たちが少ない燃料で速いラップを走り始めたときに、満タンにして12秒遅いペースで走っているロータスやヴァージンに追いつくこともあり得るからね」
「予選なんか24台で走ることになるから、うまくやることが不可欠になる」
「レースでは、トップと最後尾の差は3、4秒くらいになるだろうから、マシになるね」