ロペス、カンポスのリザーブを目指す

2010年03月03日(水)
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USF1のドライバーとして発表されているホセ・マリア・ロペスだが、カンポスのリザーブドライバーになることを目指しているようだ。

ロペスはすでにUSF1のドライバーとして発表されていたが、USF1の参戦は絶望的な状況になっており、2010年の参戦は不可能であることをF1統括団体のFIA(国際自動車連盟)へ伝えたとも言われている。

その一方で、カンポスも参戦の危機が伝えられていたものの、チーム会長のホセ・ラモン・カラバンテがチームを引き継いで救済に乗り出した。

カンポスは近日中にイスパニア・レーシングという新チーム名とともに、カルン・チャンドックとブルーノ・セナがドライバーになることを発表するとみられている。

ロペスの関係者ビクトール・ロッソは、ロペスのマネジャーであるフェリペ・マクゴーがUSF1との契約解除に取り組んでいるとして、次のように語った。

「彼がカンポスのリザーブドライバーになるチャンスは大きい」

また、ロペスの父は『Ultima Vuelta(ウルティマ・ブエルタ)』へ、マクゴーがすでにUSF1との契約解除に成功したと語っており、次のように加えた。

「難しい状況だったが、今は自由になった」

「ホセ・マリアがアメリカのチーム(USF1)との契約に縛られないよう、解決策を見いだす必要があった」

マクゴーも、ロペス側がカラバンテと「良好な関係を」築いているとしてこう語った。

「ロペスが解放されたことをすでに伝えてあり、彼らはすべてを把握している。ヨーロッパでどんな決断が下されるか待っている状態だ」

「ホセ・マリアがF1に残れる方法を探している。リザーブドライバーも含めてのことだ」

マクゴーはさらに、ロペスがグランプリ金曜日の午前中のフリー走行に出走する可能性もあると加えた。

そしてマクゴーは、USF1のチーム代表ケン・アンダーソンのことを特に非難している。

「すべて彼らの責任なので、ケン・アンダーソンとピーター・ウィンザー(スポーティングディレクター)が数日以内にアルゼンチン(ロペスの母国)へ行き、何が起きたのか事情をすべて説明するだろう」

「最も罪が大きいのはケン・アンダーソンだ。彼らはFIA、FOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)、FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)、そしてコンコルド協定を裏切った」

「今回F1で起きたことに比べれば、アルゼンチンでのスキャンダルもちっぽけなものだ」

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