USF1からカンポスへ移籍するというホセ・マリア・ロペスの試みは失敗に終わったとロペスの母国アルゼンチンで報じられている。
潤沢な支援を得ている“ペチート”ロペスはUSF1と契約を結んでいたが、USF1は今季の参戦が不可能であるとFIA(国際自動車連盟)に認めたとみられている。
『Clarin(クラリン)』紙は、カンポス移籍の最終期限が週末だったと報じており、それが過ぎてしまったことから、カンポスはブルーノ・セナとカルン・チャンドックという布陣で戦っていくとしている。
USF1とステファンGPの合併がロペスにとって最後の望みであったが、ステファンGPのチーム代表ゾラン・ステファノビッチは合併交渉が決裂したと語っていた。
さらにステファンGPは、すでに中嶋一貴の起用を認めており、チームメートはジャック・ビルヌーブになるとの見方が強い。
ロペス側はすでに、USF1へ約100万ドル(約8,900万円)を支払っているとみられている。
「ありもしないシートを(USF1から)買わされたのだから、われわれにとっては非常に大きな失望だ」とのロペスの父のコメントを『Clarin(クラリン)』紙が掲載した。