メルセデスGP、バーレーンGPに「スーパーディフューザー」投入?

2010年03月01日(月)
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メルセデスGPが2010年シーズン開幕戦バーレーンGPに新ディフューザーを投入するのか、F1界がかたずをのんで見守っている。

開幕前に最後となるテストが行われていたカタルーニャ・サーキットでは、バーレーンGPの金曜フリー走行でメルセデスGPが“スーパーディフューザー”を投入するとうわさされていた。

バルセロナテストの最終日、メルセデスGPで走行を担当したミハエル・シューマッハはトップからコンマ数秒遅れでテストを終えている。

「ブラウン(ロス・ブラウン/メルセデスGPチーム代表)がバーレーンに何を持ってくるのか分からないけど、ほんとうに新しいものがあるのか確認してみるよ」

「僕にとっては、たくさんあるうわさの1つに過ぎないね」とのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)のコメントを『El Pais(エル・パイス)』紙が28日(日)に掲載した。

しかし、ブラウン率いるメルセデスGPは昨シーズン、大論争となったダブルディフューザーをF1に持ち込んだチームであり、圧倒的な速さで開幕戦を制していたことから、革新的なディフューザーが投入されるとのうわさが消えることはない。

その一方でザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、メルセデスGPが再び革新的なコンセプトを採用してF1界に衝撃を与えることはないだろうとして、こう語っている。

「今は全チームがスーパーディフューザーを搭載しているし、エンジニアがルールを細かく研究しているから、サプライズはないよ」

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