ロータス、現状ではマレーシアへ移転の予定なし

2010年02月14日(日)
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マレーシア資本になっているロータスだが、近い将来にマレーシアへチーム拠点を移すことはなさそうだ。

ロータスの参戦承認を発表する際、FIA(国際自動車連盟)はチームがマレーシアのセパン・サーキットへ拠点を移すことを計画しているとしていた。

その数日後にはマレーシアのナジブ・ラザク首相が、クルマはセパンで設計、製造、テストされることになると語った。

「すべてがマレーシアで、マレーシア人によって作られる」とラザク首相は加え、イギリス出身のマイク・ガスコインが技術陣を率いるものの、ピットクルーもマレーシア人で構成されるとも話していた。

しかし、ロータスの新車発表はロンドンで行われ、設計はイギリスのノーフォークで行われた。

「今は安定性が重要であり、まだマレーシアへ移転することは計画していない」

「F1サーキットもあるので、将来的にはマレーシアへ移れれば素晴らしいことだ。だが、すぐに移転する計画はない」とチーム代表のトニー・フェルナンデスは語った。

フェルナンデスによると、セパンへの移転が来年に再び検討されるようだ。

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