今週のテストでは、2010年の競争力を高めにアピールするため、燃料搭載量を減らして走行しているチームがいるとのうわさがあるが、ウィリアムズのサム・マイケル(テクニカルディレクター)がこれを否定した。
バレンシアで行われているテストでは、ザウバーのC29が一貫した速さを見せている。しかし、同チームのクルマにスポンサーのロゴが少ないため、燃料を少なくしてスポンサー獲得へ向けてアピールを行っているとの意見もある。
「スポンサーを探しているところは常にある。だが、だれもそんなこと(燃料を少なくしての走行)はしていないと思う。そんなことに頼っていても、意味はない」
「誰もそんなことをしていないと考えるべきだ」
F1の公式ウェブサイトとのインタビューで、ザウバーの燃料搭載量については「用心深く」なっている者が多いことについて質問されると、ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサは次のように答えていた。
「もちろん、僕たちはいろいろな燃料搭載量を試したよ。他のみんなと同じようにね」