最近のF1ドライバーは、他のカテゴリーへの興味も旺盛だが、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の目にはF1しか映っていないようだ。
この数年間で、ファン・パブロ・モントーヤ、スコット・スピード、ネルソン・ピケJr.がアメリカのNASCARへ転向しており、ヤルノ・トゥルーリ(ロータス)も先日にNASCARスプリント・カップのテストに参加していた。
F1から引退したミカ・ハッキネン、ラルフ・シューマッハなどはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)へ活動の場を移し、デビッド・クルサードもDTM参戦を検討しているとの報道がある。
また、キミ・ライコネンはF1を離れてWRC(世界ラリー選手権)へ転向。ロバート・クビサ(ルノー)も今週、有名なラリー・モンテカルロにルノー・クリオで参戦していた。
しかしアロンソはこう語る。
「僕にとっては、F1が最高峰だよ。他の場所にいる自分を想像できない。子どものころからずっと、F1でレースしたかった」
NASCARについて質問されると、アロンソは次のように答えた。
「プレイステーションで走るのは好きだよ」