ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)が、最近までザウバーと2010年の契約を結べるのか確信が持てなかったと語っている。
ザウバーは19日(火)、この数年間はマクラーレンでテスト兼リザーブドライバーを務めていたデ・ラ・ロサが小林可夢偉のチームメートになることを発表した。
デ・ラ・ロサは、ザウバーへスポンサーとしてウニベルシアを持ち込むとも言われているが、最近にはジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ/リザーブドライバー)がザウバーの最有力候補だと報じられていた。
「とてもうれしいし、興奮しているよ。昨日は、もう可能性がなくなったように思えていたけど、数時間の間にすべてが変わったんだ」
「まるでローラーコースターのようだった。(契約に)かなり近づいたと思えるときもあれば、遠ざかったと思えるようなときもあったからね。うれしいサプライズだったよ」とデ・ラ・ロサは『EFE』通信に語っている。
だがデ・ラ・ロサは、将来にマクラーレンへ戻る可能性も否定しなかった。
「人生の中でも最高のときを彼ら(マクラーレン)と過ごしてきたし、友だちもたくさんいる。もし彼らが僕にドアを開いてくれるなら、また彼らと働く。それは否定しないよ」とデ・ラ・ロサは加えた。