フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は14日(木)、フェラーリでF1キャリアを終えるつもりであると明かした。
アロンソはフェラーリと複数年契約を結んでいるが、14日に初めてフェラーリドライバーとして公式記者会見に登場した。
「100%確実に、ここ(フェラーリ)が最後のチームになる。いい状態のままキャリアを終えたいんだ」フェラーリのメディアイベントに参加していたアロンソは、こう語った。
フェラーリでの戦いに自信を見せているアロンソだが、「ルノーに加入した時よりも、かなり準備を整えて」フェラーリに加入したことがその理由であるようだ。
アロンソは、チームメートであるフェリペ・マッサとの対立の可能性については話したがらなかったが、フェラーリには2人のドライバーを対等に扱う体制が整っていると語っている。
「一度もナンバー1の待遇を要求したことはなかったけど、ナンバー2にもなりたくない。2007年(マクラーレン在籍時)には、そういったことが何度かあったからね」とアロンソは加えた。
また、チーム代表のステファノ・ドメニカリはフェラーリを去ってメルセデスGPから現役復帰するミハエル・シューマッハについて、フェラーリにとってはいい刺激になると語っていた。
だがアロンソは、フェラーリとシューマッハの関係については深く言及しなかった。
「もしボスがそう言うなら、僕のコメントも同じだよ。ボスの言うことが正しい」とだけアロンソは笑顔で語った。