USF1のスポーティングディレクターであるピーター・ウィンザーが、同チームのドライバーは2人ともルーキーになるとの憶測をほぼ認めた。
USF1をめぐっては、開幕戦に登場しないのではないかとの憶測もあるが、ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン/テストドライバー)、ジャック・ビルヌーブ、アレキサンダー・ブルツなど経験豊富なドライバーの加入がうわさされていた。
しかしこの3人は、すでにドライバー候補ではなくなったと言われている。
そしてUSF1は、アルゼンチンのツーリングカードライバーである、ホセ・マリア・ロペスと契約を結ぶと見られている。報道によれば、ロペスは800万ドル(約7億4,000万)のスポンサーを集めることに成功したようだ。
また、イギリス出身のジェームズ・ロシターがロペスのチームメート最有力候補だとみられている。
ロペスとロシターのF1経験は、ともに何度かテストに参加しただけであるが、資金的な支援を確保しているようだ。
ドライバーについて質問されたウィンザーは、F1の公式ウェブサイトへ次のように答えた。
「才能豊かな、2人の若いドライバーへ、新鮮で純粋な気持ちでチームに加わり、チーム内での作業システムの中で働くチャンスを与えるチャンスだと言える」
またウィンザーは、F1で“ペイドライバー”と呼ばれる、スポンサーからの資金を持ち込むドライバーの起用も否定しなかった。
「われわれにできるのは、何を利用できるのか見ることだ。われわれは新チームなので、あらゆる可能性を見極める必要がある」
「長い間支援している、その国を代表している、他のどんな理由であれ、ドライバーとのつながりのある企業があるのなら、もちろんわれわれは、そのことを考慮する」
「きちんと仕事のできるドライバーであることも必要だ」とウィンザーは加えた。