元F1ドライバーが、F1での3台出走を求めるフェラーリを支持した。
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、以前からフェラーリの3台出走を求めている。これに対し、ヨス・フェルスタッペンは、『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙のコラムで次のこう書いた。
「すでにパーツはあるのだから、チームにとっては高くつくものではない」
「3台目は、若いドライバーにとってF1にデビューするユニークなチャンスになり得る」
「もし僕が決められるなら、3人目のドライバーに年齢制限を作る。例えば23歳だ。才能あるドライバーを育成するクルマとして使うことができる」
現在、F1ではシーズン中のテストが禁止されており、F1を目指す若いドライバーがテストでF1を経験するチャンスはほとんどない。こういった現状をフェルスタッペンは次のように話した。
「現実を見ようじゃないか。現状では、“サードドライバー”と呼ばれている連中に、走るチャンスはほとんど、もしくはまったくない」
さらにフェルスタッペンは3台出走について、「いい解決法になるものであり、FIA(F1統括団体/国際自動車連盟)は真剣に検討するべきだと思う」と加えている。