元F1チャンピオンのジャッキー・スチュワートは、ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)がより資金力のあるチームへ移籍する可能性があると語った。
今年F1にデビューしたヒュルケンベルグは、わずか18戦目にして初のポールポジションを獲得。しかし、2011年にウィリアムズは、ヒュルケンベルグを放出し、大規模なスポンサーを持ち込めるパストール・マルドナードを起用するとも報じられている。
だが、ヒュルケンベルグがF1でのシートを失うことなく、より大きなチームへ移籍するとスチュワートは考えているようだ。
「彼が引き抜かれなかったら、非常に驚く。彼について最も可能性が高いのは、走れなくなるということではなく、より資金力のあるチームに引き抜かれることだ」
「彼が仕事を失うことはない」とスチュワートは『gpweek.com』へ語った。
しかし、ウィリアムズが発表したリリースの中でテクニカルディレクターのサム・マイケルは、「並外れたもの」とブラジルGPでのヒュルケンベルグのパフォーマンスを高く評価しており、ウィリアムズ側にもヒュルケンベルグを残留させる兆候がある。
チーム代表のフランク・ウィリアムズも、8日(月)にウィリアムズの公式ウェブサイトに掲載された記事の中で、マイケルと同じ表現を使ってヒュルケンベルグのパフォーマンスを称賛していた。