数週間前には、自分なら解雇したとミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)を酷評していたエディ・ジョーダンが、日本GPでのシューマッハの走りを高く評価した。
「日本では違うシューマッハを見ることができた」
「シンガポールでの彼はひどかった。私が見てきた彼のF1キャリアで、最悪なレースだった」と『BBC』で解説者を務めるジョーダンは語った。
日本GPでシューマッハは、またもチームメートのニコ・ロズベルグに予選で負けたものの、決勝ではロズベルグを上回るペースで走り、6位でレースを終えた。
「彼には、シンガポールのようなひどいパフォーマンスを続けることはできなかった」
「大きな進歩だった。フリー走行で彼は、ロズベルグより速かったが、今までにはあまり見られなかったことだ」
「彼に合っていたんだろう。鈴鹿(日本GP開催地)は素晴らしいドライバーズ・サーキットであり、マイケル(シューマッハ)は素晴らしいドライバーだ」
「昔の彼の片鱗(へんりん)を見ることができたと思う」