フェラーリ、シンガポールGPに新ディフューザー投入

2010年09月23日(木)
フェラーリ、シンガポールGPに新ディフューザー投入 thumbnail

フェラーリが、シンガポールGPに新ディフューザーを投入する。

フェラーリは、ベルギーGPの際に問題を抱えていたものの、前戦イタリアGPまでにはディフューザーをうまく機能させることに成功し、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がポール・トゥー・ウィンを達成していた。

「今や僕たちのパッケージは、すべてのタイプのサーキットでうまく機能するはずだよ」

「これからの2レースでは、レッドブルがかなり強いだろうけど、僕たちも以前より一貫している」

「今年のタイトル争いでは、一貫性がカギになる」とアロンソは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ語っている。

フェラーリがシンガポールで投入するディフューザーは、ディフューザーとギアボックスの一体化がさらに進み、排気ガスがより効果的にディフューザーへ流されることで、ディフューザーの効率が向上しているという。

「このレースは重要なものだが、決定的なものではない」

「最後の瞬間まで、選手権は決まらなそうだ。新しいポイントシステムも、われわれの味方になっている」とフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』へコメントした。

また、新パーツについてドメニカリは、『Tuttosport(トゥットスポルト)』へこう話している。

「ベルギーで起きたことを繰り返してはいけない。テストができないため、(ベルギーでは)新パーツが期待していたような成果を発揮しなかった」

「関連してくる不確定要素が多いので、どうなるのか予測することは不可能だ」

さらにドメニカリは、「クルマの下部」における「空力」に関する改良を行ったと認めている。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧