イタリアGP決勝は、ペースの速い、接戦でエキサイティングなレースをソフト?ハードの戦略で戦ったスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフェルナンド・アロンソ選手が、今季3度目の優勝を果たした。
ポールポジションのアロンソ選手は2番手からスタートしたジェンソン・バトン選手(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)にスタートで抜かれるが、ピットストップでトップを奪い返し、昨年度チャンピオンを2.9秒差でリードしてフィニッシュラインを越えた。フィリペ・マッサ選手(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)がバトン選手にわずか1.2秒差の3位に入賞した。
安川ひろし(ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
「素晴らしい優勝を飾ったフェラーリとフェルナンド・アロンソ選手にお祝いを申し上げます。ブリヂストンのヨーロッパ最後のグランプリで、チャンピオンシップにとって最高のリザルトが達成されました。大勢のブリヂストンのゲスト及び関係者のみなさんにも素晴らしいグランプリを楽しんでいただくことができました。美しい太陽に光り輝くコースのブリヂストンのマークを、今日、世界中の皆さんに見ていただけたことをうれしく思います。長年に渡り、この素晴らしいサーキットでわれわれに数多くの最高の思い出を与えてくれた、イタリアのファンの皆さん、そしてアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァに感謝いたします」
浜島裕英(ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
「今日はとてもエキサイティングなレースで、さまざまな戦略のオプションを見ることができました。われわれのタイヤも力強いパフォーマンスを発揮し、選手全員に良いレースを戦ってもらうことができてうれしく思っています。異なるセットアップのジェンソン・バトン選手とフェルナンド・アロンソ選手のバトルは興味深く、どちらのドライバーも完ぺきなドライビングでした。セバスチャン・ベッテル選手は予選で使ったソフトのオプション・タイヤでレースの最終ラップまで走り切り、この高速コースでのわれわれのタイヤの耐久性と性能を証明してくれました。このような厳しい試練に直面しても、われわれのタイヤが安全であることに誇りを感じます。今日はいくつかのタイヤに小さなブリスターが見られましたが、心配するほどのものでもなく、パフォーマンスにも影響はありませんでした。モンツァ、最高のレースをありがとう」
(ブリヂストン・プレスリリース)