来週に開かれる世界モータースポーツ評議会(WMSC)の公聴会に、フェラーリのドライバーであるフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサも召喚された。
これは、3日(金)に『AS』が報じたもので、アロンソとマッサはパリで行われる公聴会に出席するか、ビデオ会議のような形で参加する必要があるという。
マッサはF1ドイツGPの際、チームからの指示によりアロンソに優勝を譲っていた。これが、F1で禁止されているチームオーダーにあたるとして、WMSCで処分が検討される予定だ。
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、「世界評議会はわれわれの主張を理解してくれるだろう」と語っていた。
しかし、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコなど、フェラーリやドライバーのポイントがはく奪になる可能性もあると考える者も多い。
これに対してはアロンソが、「そうなるとは思わない。僕たちは心配していないよ」と反論している。
アロンソやマッサ、そしてフェラーリの法務担当者のほか、ドメニカリ、そしてチームマネジャーのマッシモ・リボラが、8日(水)の公聴会に出席する予定だ。公聴会の終了後、同日中に裁定が発表されるとみられている。