ハンガリーのGP2レース中にクラッシュし、手術を受けていたフェラーリの育成ドライバー、ジュール・ビアンキが、今週末のベルギーでレースに復帰する。
ARTに所属するビアンキは、ハンガリーでDAMSのタン・ホー・ピンとクラッシュ。このクラッシュにより脊椎(せきつい)を損傷したビアンキは、AEK病院で手術を受け、当初は復帰までに時間がかかるとされていた。
しかし、ビアンキは順調に回復したようで、統括団体FIA(国際自動車連盟)の医師団もレース出場を許可した。
一方のタンは、まだレースに復帰することはできない。今週末のベルギーでは、昨年までルノーに所属していたロメ・グロジャンが、タンの代役としてDMASから出走する。