レッドブルのドライバーは2人とも、前戦ドイツGPでエンジンのトラブルに見舞われていた。これは、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が報じたものだ。
セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は23日(金)、1回目のフリー走行終了後、オイルのサンプル検査をした後にエンジンを交換していた。
また、レース後半にはチームメートのマーク・ウェバーが、予備のタンクからのオイル供給をできなくなったため、ペースダウンを強いられていた。
「最後まで走れてよかったよ」と6位でレースを終えたウェバーは振り返っている。
レッドブルは今シーズン、信頼性の問題に悩まされているが、シーズン前のテスト期間にチームが選択した戦略が原因だとウェバーは考えている。